京都人も知らない!ミステリー?六角堂の変
★京都の町にある中心となる「へそ」ってどこのこと?
京都の町の中心、つまり京都の「へそ」とも言える場所が、どこにあるかをご存知だろうか。
じつは京都のある寺には「へそ石」なるものが存在するという。
中央に丸い穴がある六角形の一見すると何の変哲もない石に見える。
ところがこれが京都の「へそ」だと聞けば興味をそそられる人も多いのではないか。
その石は烏丸通の六角を東に入った紫雲山頂法寺にある。この寺は、生花の発祥地としても有名で本堂が見事な六角形をしている
ことから六角堂とも呼ばれている。聖徳太子がお告げを受けてこの地の創建したと伝えられる由緒ある寺でもあり、
のちに親鸞が六角堂にこもり、聖徳太子によって信仰を導かれたという伝説も残されている。
件の「へそ」は表門を入ってすぐの敷石の中央に置かれているが、これはもともと門前にあったものを明治の初めに境内に移したという。
文字通り京都の中心にあったことから古くからへそ石と呼びならわされてきたというが、果たして本当に、ここが京都の中心だったのだろか。
平安時代に六角堂が京都の中心地ではありえなかったという説もあるが、室町時代には六角堂が一揆の結集場所になる
など、町の中心的な場所だったことは確かなようだ。このことから、へそ石はかっての京都の都の中心ともいわれたのだろう。
京都の「へそ」、ぜひ一目見に訪れてみてほしい。
六角堂は、都心の真ん中にあり、京都人は六角さんと呼びます。六角さんは小さなお寺ですが有名なお寺です。2本の和合の異種木があったり言われが多くて書ききれない!!