メラニン色素と美白成分
メラニン色素の量を減らすように働くのが美白成分
そもそも美白成分とはどんなものなのでしょうか。
メラニン色素がつくられる際に肌の中で起こる反応を
どこかで抑えるものが美白成分です。
つまりメラニン色素工場の歯車にどこかで
ブレーキをかけるものと思ってください。
どの歯車に歯用するかで美白成分です。
≪チロシナーゼ酵素を阻害するもの≫
チロシナーゼという酵素の働きを邪魔します。
現在市販されている美白化粧品の
ほとんどがこれに該当します。
≪エンドセリンを阻害するもの≫
エンドセリンという情報伝達物質の働きを邪魔します。
≪プロスタグランジンを阻害するもの≫
メラニン色素生成に関わる表皮伝達物質の
ひとつであるプロスタグランジンを抑制します。
≪その他≫
メラニン色素を作る際に働くDNAに
働きかけるものやチロシナーゼ酵素事態が
作られるのを防ぐなどいろいろな段階で効果を
発揮する美白シ絵分が開発されています。
ここでわかるように美白成分というものは
これからつくられるメラニン色素を減らすように働くものです。
今肌にあるメラニン色素を分解するわけではありません。
したがってできてしまったシミを消すという
よりはこれからできるシミを予防すると
いう働きのほうがメインになります。
続く