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京都人も知らない!ミステリー? 二条城うぐいす張りの変

★うぐいす張りの音は本来の設計の副産物だった?


世界遺産にも登録されている二条城。その二の丸御殿の廊下を歩くと「キュッキュッ」と独特の音が鳴る。

 


その床板がきしむ音がまるでうぐいすが鳴くような音だということから、この廊下は「うぐいす張り」と呼ばれている。

 


このすぐいす張りの廊下は二条城のほか知恩院などでも見られる。
近年までは侵入者を知らせる防犯用の仕掛けだと説が一般的だったが、実際はそんな大層な仕掛けではなく、副産物として生まれたもののようだ。

 

 

そもそもは、着物の裾が釘の頭にひっかからないように釘頭が床面に出ない廊下
を設計したところ、構造上の問題から結果として音が出るようになったのだという。

 


この廊下は床板を張るときに、床下から目かすがいという金具を取り付け、根太に釘で床板を固定するという構造になっている。

 


ところがこの目かすがいは時間が経つと釘穴が広がってしまうのだ。
そうすると、床板を踏んだ際、緩んだ目かすがいと釘がすれあうことで音が発生するのである。

 


完成当初は目かすがいがしっかり固定されているため音はしなかったはずであり、なめらかな床のつくりがこの廊下の特徴だったにちがいない。

 


現在、知恩院のほうは2018年まで修理中だが、修理を担当している京都府教育委員会によると、うぐいす張りの廊下は

 


もともと音を出すことを目的とした仕組みではないため、修理で廊下の釘を締めなおしたら、しばらくのあいだは音が出なくなるかもしれないというこである。

 

京都のお寺はほとんどうぐいす張りの廊下です。キュッキュツと透き通った高い音が楽しめます。

 

 

しかし、江戸時代の忍者はうぐいす張りの廊下も音を立てずに歩いていたそうです。

凄いですね。現代版の007張りのスパイはどうなんだろう??

 

 

では続く