京都人も知らない!ミステリー?ラーメンだけはこってり?
薄味好きな京都人だけど、
ラーメンはこってり派?
京都の味といえば、薄味が特徴である。
ところがここに京都の食の謎がある。
何と薄味が好まれる京都にあって、
なぜかラーメンだけはこってり系の
ラーメン店が主流なのだ。
それも全国屈指の濃厚な味で
濃いしょうゆやドロドロした
スープなどが定番というから驚きだ。
京都発で全国展開を果たしている
「天下一品」のドロリとしたスープの
ラーメンなどはその典型である。
ほとんどの料理において
薄味を好む京都にあって、
ラーメンだけが濃い味というのも
不思議な話だが、
じつは京都のラーメンは、
登場時からすでに「こってり味」だった。
「新横浜ラーメン博物館」によると
京都ラーメンのルーツは1938年、
京都駅付近で中国出身の
徐永俤氏が引いていた
屋台にまでさかのぼるという。
この徐永俤氏が1944年、
その店で出したのが濃い口醤油のラーメンだった。
徐氏がなぜこのラーメンを出したのか確かなことは
分かっていないが、
当時から人気があった京都の
薄味のうどんやそばと差別化をはかるために、
あえて濃い口にして売り出した
という説がある。
目新しさから、このスープの味は
たちまち評判となり以降、
京都ラーメンの基本形となったというのだ。
このこってりラーメンをあと押ししたのは
学生の多い京都には全国から
多くの学生が集まってきたが、
戦後間もない時代の学生たちのあいだで、
安くてスタミナ満点で、味の濃いラーメンは大人気となった。
学生たちが後輩にその味を紹介したり、
全国各地に魅力を伝えたりして、
独自のこってり路線が定着したのだ。
京都ラーメンは学生の町に育まれ
今日まで愛され続けているのである。
*口コミ!
意外なことに京都は東京以上にラーメン激戦地。
こってりラーメンが人気で「天下一品」はその筆頭。
とくに総本店のスープは評判の逸品。
京都に行ったら必ず行きましょう
こってりドロドロに見えて味はいい!
一方 「新福菜館」ですが味がみかけと
違って「あっさり」なんです。
早朝から「すごい行列」となりのラーメン屋さんも
人気でおいしい!!
「新福菜館」は不思議な味
なぜか、やみつきになる不思議?!
薄い豚バラ肉
ほとんど脂の部分が
あふれんばかりに入っています。
いずれも、本店でほんものを食べてほしい!
支店は微妙に味が違います。