京都人も知らない!ミステリー?下鴨神社結界のみたらし団子
下鴨神社名物・みたらし団子は、
なぜひとつだけちょっと離れて刺さっているにか?
焼いた団子に甘辛いタレをつけたみたらし団子は、
団子を5つずつ串に刺し、
3本1組で売られていることが多い。
この団子の味は老若男女、誰にでも好かれるが、
京都発祥だということは案外知られていない。
そして、今では全国どこにでもあるこの団子、
よく見ると京都では少し変わった刺し方をしている。
京都でみたらし団子の元祖と呼ばれる店の団子は
5つのうち一番先の団子がやや大きめで、2つ目以降は残り4つとは
少しあいだを空けて刺してあるのだ。
じつはこの刺し方には、ある意味が込められている。
この団子はもともと、下鴨神社の葵祭や御手洗祭のときに、
氏子の家で作られた供え物だった。
下鴨神社には御手洗池という池があり、
伝承によると穂醍醐天皇がこの池で水をすくったところ、
泡がまず1つ浮き、
やや間があって4つの泡が浮き上がったのである。
この故事に倣い、その泡をかたどって作られたのがみたらし団子である。
御手洗池で御手洗神事(みたらい)
1年健康でいられるという
冷水の湧水に足をつけます。
つまり、あの変わった刺し方は泡の形をあらわしているのだ。
また、別の説によれば、少し大きな1つ目の団子は
人間の頭を、ほかの4つの団子は四肢をあらわしているという。
かつてはこれを神前に供え、厄除けの人形として祈祷を受けたのちに、
この団子を持ち帰って火であぶって醤油をつけて食べたといわれる。
人の体の悪いところを身代わりになってくれるという
同じ発想なのでしょう!
身代わりの「みたらし団子」だからこそ
おやつ代わりの「みたらし団子」ではありません。
神様の「みたらし団子」と思い心して
味わってください。(笑
現在も下鴨神社の門前では、この形のみたらし団子が売られているので、
独特な刺し方の団子の味を堪能してみてはいかがだろう。
*口コミ! 下鴨神社門前に店を構える「賀茂みたらし茶屋」がみたらし団子の元祖。店内で焼きたても食べられて3本(400円)
で、お茶付きなのもお得感あっていい。お土産は5本で525円。
甘さ控えめの秘伝のタレが絶妙です。
この茶屋で「みたらし団子」を食べると神様に守られていると思います。
この辺一帯は、結界を貼られている氏子の敷地ないですから。
この土地神さまは、とても力のある神様です!!